Diary 2016. 9
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9月23日 (金)  来春が待ち遠しい

 5月半ば、庭畑にミニトマトの苗を植えました。そばにあった木の枝を支柱にしたら、いつの間にか根付いてしまったらしく、葉を出して今月初めにはつぼみも付けました。ミニトマトは収穫期も過ぎて整理しましたが、その跡にムクゲの花が咲きました。
 例えば「都落ちする義経がここで弁当を食べて、地面に刺しておいた箸がこの大木になりました。」なんて話が各地にありますね。
 「ムクゲは挿し木で増やせる」。数年後、ウォールデンの庭はムクゲの林になっているかもしれません・・・

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9月15日 (木)  青崩峠 熊伏山

 20年以上前から訪ねてみたかった青崩峠。信州と太平洋を最短でつなぐ『塩の道』秋葉街道の最大の難所です。国道(152号、大門街道、杖突街道、秋葉街道と名を変える)ですが峠の前後は登山道です。5時半に出発して麓についたのが9時。暗く湿った林道を6キロ歩いてから急な峠の登りです。
戦国時代、武田信玄の軍勢が2度越えた記録があるけれど、人はとにかく数百頭の馬はどうしたんだろう?塩などを運ぶ人はどれほどの荷を担いだのだろう?遠州側の水窪町からの標高差800メートル以上もあるのです。岡谷の製紙工場に向かう少女の群れ、足利尊氏(北朝)打倒の夢破れた宗良親王・・・予想以上に暗くて狭い峠で、太古(たぶん縄文以前)からの往来を想像してみました。

 西に延びる尾根を『2時間登れば熊伏山』の看板、「せっかくだから」と取り付いて、登り1時間40分、下り50分。帰りの林道でもヒキガエルや蛇(ヤマカガシ)の歓迎を受け(帰って気が付いたら)足にはヒルに血を吸われた痕が8ヶ所あった。8時間歩いて出会った人も無く、「まるで『高野聖』の世界だったなー」。美しい妖怪は出ませんでした。

 気分なおしに隣の『兵越(ひょうごえ)峠』を越えて水窪(浜松市)まで往復ドライブ。朝、うっかりして1日中食料なしだったから腹ペコです。村の食堂で冷や奴とトンカツ定食(うまかった!)。「くまぶし登った?えらかったなー」、ビールでごきげんの地元の人たちとのお話しで旅人気分に浸りました。温泉にも入らずまっすぐ帰っても蓼科に着いたのは10時、信州は、広い。

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9月13日 (火)  そくいんのじょう

 パラリンピックが始まってオリンピックを振り返る。気になった競技は柔道です。「指導」「有効」などあいまいな『ポイント』を守りきって「プー」っと鳴った瞬間に「わーい、やったやった」みたいに跳びはねて喜ぶ日本選手の姿。凡人には判らないご苦労の末でしょうが、敗れた相手を思いやる『惻隠の情』のかけらも見られない。武道などと大げさに言わなくても、形だけでも「同情する」ことは少し前までは日本人の常識だった。レスリングがあればもう沢山、社会のグローバル化と一緒に基本たる精神が消えたオリンピック柔道は柔道少年たちに悪影響を及ぼします。
今日は久々に街まで出かけました。朝から本降りの雨でしたが4時ころ帰ってきて「もしや・・・」と周辺を歩いてみたら「あったー!」今年の初キノコです。毎年今頃、雨のあとの興奮です。

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9月9日 (金)  蝶もトンボも変わりなく

 20年くらい前に『晴れた日には会社を辞めたい』という本が出ました。著者は古館伊知郎。読まなかったけれど素敵な題名が脳裏に焼き付いています。「晴れた日には山に行きたい」。10時ころからおにぎりを作って丈さんと和田峠、標高1600メートル。『御嶽遥拝』の石碑がここにも立っています。江戸から歩いてきた旅人がここで御嶽を眺めたらどれほど感動したことでしょう。指でなぞりつつ読むと『文久三年』と彫られているから新撰組が結成された年に建てられたものです。草原に寝転がればアザミにヒョウモンチョウ、空には丈さんのシャボン玉とアキアカネがまばらに飛んで、のどかです。

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9月1日 (木)  おんばしら(御柱祭)のはじまり

 麦草峠の下で神様になった4本の(ウラジロ)モミの木が運ばれてきました。みんなで寄ってたかって皮をむきました。午後から宴会。次回は木づくり(引き綱を通す穴とメドデコを立てる穴を開けたり見栄えを整えたりする)です。
 写真の4本の御神木は10月16日、乙女滝の上にある木戸口神社にたてられます。
『春は大宮、秋は小宮』。秋は諏訪地方のすべての神社に6年ぶりの御柱が立ちます。

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