Diary 2010. 6
メニューに戻る
6月30日 (水)  涼風献上

 真夏のような陽射しに誘われて霧ケ峰に行きました。ビーナスラインの音楽道路(走ると路面が『スカボロフェア』を奏でます。かなり調子っぱずれ)付近から見たロイヤルヒルスキー場です。冬のウィークデーは私の仕事場(遊び場)ですが今日はおとぎの国のよう。白樺湖は木が繁ってほとんど見えません。車山から霧ヶ峰の間の展望もずい分損なわれて『伐るべきか伐らざるべきか』ま、どちらでも。
 昔の霧ケ峰の中心は強清水(こわしみず)でしたが今は廃屋が目立って人影はまばらです。草原に入ると広い空に北八ヶ岳の茶臼、縞枯、北横岳がポコンポコンと可愛らしい。
レンゲツツジはほぼ終わっていたけれど、帰り道で太いワラビがいっぱい採れました。
 

242-1.jpg 242-2.jpg



6月28日 (月)  『自然』が濃い

 6月はひまですが、私にとっては一年の中でもっともカロリーを消費する月です。畑の野菜が急成長し、雑草も休まず出てきて気が気でありません。夏を控えてあっちこっちの大工仕事にも追われて動きっぱなし、夕方(6時40分頃)になると「あーあ、今日もよく遊んだなあ」と思う毎日です。なにより日が長くてうれしい。空は変化に富んで木々も元気一杯、人は来ないし「自然の中にいるなー」と感ずる季節です。昨日は国道で(はぐれた?)仔鹿と出会い、今日は前の道をキツネが歩いて行く始末。
 早朝、庭畑でナスやトマトの整枝をしてふと見たら、隅のムラサキツユクサは花と言わず葉といわずいたる所に水玉を載せていました。
 

241-1.jpg



6月24日 (木)  美しい水たまり

 おにぎりを作って麦草峠を12時45分に出発、ウグイスの合唱が聴きたくなって『雨池』に行きました。数年前の見事な鳴き声が忘れられません。今日は練習中で期待はずれでした(まだちょっと季節が早いらしい)が、空を映した水面と新緑を見ていると「ああ、ほかに何もいらない・・・」ここの空気に自分が溶けてしまうような気持ち良さを覚えます。裸足になって水に入ったり下手な絵を描いたりして3時間半、岸の登山道を通った人は1人だけの静寂境です。北八ヶ岳の売り物は『森と湖』ですが、中でも雨池は神秘的だと思います。
 午前中は屋根の工事と掃除でした。たっぷり過ごした一日の帰り道の夕焼けです。

240-1.jpg 240-2.jpg



6月18日 (金)  みんな自然の子

 昨日の横谷観音例祭で神妙に説教を聞いているところ。最後列はコンパニオンのお姉さん方で、このあとの直会(なおらい)には欠かせぬ存在です。『直会』とは手許の辞書によると「神事の後、参加者一同が供物を下げてする宴会」とありますが、今ではあまり聞かない言葉で、柳田国男はじめ歴史の本で時どき目にするだけです。洒落たような高原に住みながら数百年も前から続く「ムラの文化」にも浸れて、「なんて良い所なんだろう」とうれしく思います。以前はこの場にシートを広げて地元のおばちゃん方が持ち寄った料理で飲んだり歌ったり野趣たっぷりでしたが今はホテルの宴会場で。

239-1.jpg



6月13日 (日)  作業が好き

 ある時期、お客さん達の間で横谷観音のお札(おさつじゃないよ)が流行ったことがありました。見晴らしの良さもあり、さわやかで壮大な気配につつまれてご利益ありそな所です。例祭をひかえて今日は参道の草刈りをしました。駐車場に並んだ刈払い機を写そうとしたら、ちょうどメルヘン街道バスがやってきた。真夏のような昨日までとは打って変わって薄ぐもりの作業日和。ひと汗かいた後の休憩時間もたのしい観光協会のお仲間です。

238-1.jpg



6月10日 (木)  無言館再訪

 「とりあえず郵便局まで」とバイクにまたがりましたが、真夏のような青空に誘われてそのまま大門峠を越えました。先月読み終えた『道の花』の感動が残っているので行き先は上田市郊外の『無言館』。作家と館長はどちらも巨人ですが親子です。別館が増えて料金が倍(1000円)。前回みたいに涙が止まらないなんてことはなかったけれど展示物と説明に引き込まれて1時間半を過ごしました。画像は木立の美しいアプローチと近くの前山(ぜんざん)寺の三重塔です。国の重文ですが藁葺きの本堂も見事な、美しいお寺でした。道沿いの畑にも庭にも季節の花が揺れて、さわやかな塩田平半日ツーリングの巻。
 

237-1.jpg 237-2.jpg



6月6日 (日)  草刈りで良い汗

 近くの別荘のSさんは去年、草刈り機を新調しました。パワフルな高級機です。「自分の庭だけじゃ物足りないからどこか草を刈るところはありませんか?」とのお申し出。「いい所がありますよ」とウォールデンの畑(庭の畑と区別して『山畑』と呼んでいます)の空いた所500坪くらい)を去年からきれいにしていただいています。
 毎回「ここで汗を流して、石遊(いしやす)の湯でサッパリして、別荘に戻ってビール」とたしかに、聞くだけでもうまそうです。私は「せめてお礼のオツマミに」と鹿よけネットの中でエダマメの種まきです。

236-1.jpg



6月6日 (日)  初花火

 「お久しぶり!」と着くなりビールの栓を抜くさすマジェさん。3本目に入ったところへ親子3代でKAZさん。ややあってバイクで渋峠ー菅平経由のAOKIさん。明るいうちから宴たけなわとなりました。日本酒も空けてワインも干して夕食も盛り上がり「よーし、花火やるぞ!」とゆーとくんとななちゃんの後について外に出ました。
 新しいジーンズの手前のおじさんは11キロのダイエットに成功したとかで去年の秋とは別人のシルエット。動きも軽快ですがトレードマークの太鼓腹が見られなくて私はちょっとさみしい。

235-1.jpg



2010/6
SuMoTuWeThFrSa
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930   

前月     翌月