Diary 2007. 12
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12月20日 (木)  夕映えの山

 霧ケ峰、白樺湖あたりの冬の天候は近年変わってきているように思う。
 『西高東低』だったら以前は必ずと言っていいほど快晴(太平洋岸気候)だったのに、数年前からは八子ヶ峯(やしがみね)の稜線まで日本海岸の雪雲が届くことが珍しくない。
 けっこう冷え込んでも太陽が出ていれば暖かいのに、今日もロイヤルヒルスキー場は時どき日がさす程度でした。でも素直で元気な中学生とのスキーは楽しかった。「どう、寒くない?」と訊くと誰もが「すべりたい!」と応えてくれる。
 クリスマスツリーの並木の帰り道、雲のベールを脱いだ蓼科山は粉砂糖をかぶったケーキに見えました。

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12月16日 (日)  運良くゴンドラに乗れなかった人たち

 昨日(土曜日)は静岡の山田さん達と『おんたけスキー場』に行きました。ニュースでご存知の方もおいででしょう。まずゴンドラに乗ろうとしたらけっこうな行列で、よく見たら進んでいませんでした。復旧したら乗ることにしてリフトに切り替えて滑り、昼に食事をして外に出たらゴンドラはまだ止まったまま。「中の人は気の毒だ」「早くなんとかしてやれよ。」などと話しつつ午後また滑り始めたら1時半ころリフトも全部止まってしまいました。再開するメドの立たないリフト乗り場に並んでいたら吹雪が止んで日が差してきたけど我々は早々に引き上げ。何時間も閉じ込められた人たちは本当に災難でした。雪道を下る途中、何台ものパトカーとすれ違いました。

 今日はエコーバレーで、お客さんは『あなたのすべり、撮ります』の撮影。新雪の急斜面も良かったよ。

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12月13日 (木)  森のぶーこ

 11月は寒く12月は暖かい。毎年そんな感じ。昨日(11日)ハラハラと雪が降りましたかすぐとけて、ウォールデンの周りはいまだ晩秋の装いです。
 朝昼晩はミニブタフード(ダイエット用)を食べて、空いた時間はドングリを漁って過ごします。もうそんなには無いと思うんだけど、ひたすら鼻で落ち葉をかき分けて日の暮れる毎日。生命のもとは食べること。
 5時になって「さ、帰ろう」と言うと必ず一目散に家に戻っていたのに昨日は初めて「やだ!」と言う事を聞かずに真っ暗な森の中でドングリ探しをしていました。「不良娘!」と放っておいたら30分位して「ぶぶー(ただいまー)」とベランダから声がして。
 雪が積もったら外に出られない退屈な暮らしを余儀なくされるから穏やかな日がもう少し続いて欲しいぶーこです。 

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12月9日 (日)  七里岩ライン(県道17号線)にて

 韮崎の街の手前で果樹園地帯にさしかかると、桃の実を包んでいた保護袋が裸木に取り残されて満開の白い花のようです。
 正面の山は鳳凰三山。ずーっと昔の年の暮れに雪を踏んで縦走しました。下山途中の白樺林の美しさに目をみはった思い出があります。
 手前左の山一帯は新府城址です。織田信長軍に押された武田勝頼が再起をはかって建てた城ですが半年保たずに落とされてしまった。カメラをかまえているこの場所に竹槍を握りしめてる人がいた。矢弾が飛び交っていた。双方の足軽や雑兵の心のうちはどんなだったかなあ・・・
 山は当時も今と同じにあったんですね。

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12月7日 (金)  この冬もよろしく

 起きたら外はうっすらと雪景色でした。初雪です。今年最後の資源物集収を自治会の仲間と済ませて、「行かねばならぬ・・・」とエコーバレーへ初すべり。暖かかったので大門街道はおろか駐車場まで雪はありません。リフトは第8(ナイターゲレンデ)のみ、感覚を取り戻すには手ごろな斜面です。チューンしたエッジから全身を突き抜ける快感。全ての物に感謝の念が湧いてきます。この時季に来ているのは夢中な人ばかりです。「おー、仲間たちよ!」。さっそく課題も見つかって正味3時間(50本余り)のシーズン初日でした。
 明日はこちらのスキー場の大半がオープンします。

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