Diary 2009. 6
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6月25日 (木)  ややこしい猫と単純な豚

 茶室の工事(今日は露地の石組み、つまり造園)をしていたら、サラが足もとをすり抜けて行きました。「もしや・・」と思って様子を見ていると案の定、完成間近のぶーこの別荘の中へ。これは複雑な茶室工事に行き詰まった時の気分転換に作っているもので、ぶーこはまだ中に入ったことがありません。
 今朝初めてぶーこを柵の中に連れてきたのですが、20歳になってますます対抗意識を強めるサラは気配を感じて用も無いのに一番乗りしたのでした。私が何の目的で小屋を作っているかを判っていたらしい・・・体重は20倍も違うのに「私が先よ!」と根性を示すサラと「ねえ、何してんの?」とおおらかなぶーこのツーショット。

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6月21日 (日)  レンゲツツジがそろそろ見ごろです

 午後になって雨があがっても濃い雲がたれ込めて、「こんな時の霧ヶ峰が最高なんだよな」。
 まずは車山のスカイプラザの先から遊歩道を上ると白樺湖への峠で突然正面に蓼科山が現れてビックリ、思わず『梅が香に のっと日の出る 山路かな』と言い返しました(季節ちがいだけど)。蓼科山の頭はお日様みたいに丸い。
 画像はその辺りですが、芸が無いですね。白樺とレンゲツツジの3連発になってしまいました。
 コロボックルヒュッテのテラスでボーっとお茶を飲んで少しお話して、その間一羽のウグイスが啼きどおしでした。『わが高原 霧ヶ峰』(サイン入り)を買って、池のクルミの道ばたでワラビを採って帰りました。

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6月18日 (木)  どこまで大きくなるつもり・・・

 梅雨どきのぶーこ(とエサ係)は忙しい。気持ちがいいのでなるべく草の生えた野外で過ごすようにしていますが、雨が降ると屋根のあるベランダに帰ります。降ったり止んだりだから行ったり来たりです。近ごろは草刈を兼ねて前の道(人も車も通りません)に停めた軽トラやジムニーの牽引フックにつながれることが多いです。去年までは車の下で雨宿りが出来たのですが、背が高くなって入れなくなってしまいました。
 先ほどまでの強い雨がうそのようにアカマツが夕日に染まって、そろそろ彼女の一日の終わり、自分の部屋に帰る時間です。

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6月17日 (水)  横谷観音展望台

 毎年6月17日は横谷観音の例祭です。地元財産区はじめゆかりの方々と山の安泰と繁栄をお祈りします。ここの紅葉シーズンは混雑しますが、「この時季の若葉が最高。」との声も多い。
 お坊さんの法話の最中ですが、後ろの方にいる我々には聞き取れず気分散漫。ふと見ると午後の逆光にヤマツツジが輝いていました。レンゲツツジの開花も始まり、高原もいよいよ初夏の装いです。今週は毎日のように突然の豪雨と落雷がありますが、なぜか毎年、例祭のときは晴れるんだよなあ。このあと直会(なおらい、宴会)。

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6月14日 (日)  梅雨どきのR299が好き

 午前中は仲間と一緒に横谷観音の参道の草刈をしました。例年よりも草丈が低く、ワラビもあまり出ていないのはこのところの寒さのせい?

 昼を過ぎると遠雷が聞こえてきて雨の気配です。うっそうとした緑が雨に濡れている景色が恋しくなって今年初めて麦草峠を越えました。延々とつづく八千穂高原の白樺林。レンゲツツジが咲き始めています。カメラにも雨のしぶきがかかっちゃった。

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6月11日 (木)  壁をブチ抜く

 「えーと、オレの本業はなんだったっけ・・」と自分で忘れそうになるほどの、大工仕事の季節です。茶室工事の関連で、はなれのしっくい壁に出入り口を設けることになりました。丸ノコにダイヤモンドカッターを付けて、下地のモルタルもろとも一気に切り取りました。プロじゃないので緊張感を伴いますが、ダイヤモンドは何より硬く、「鉄でも石でも切ってやろうじゃないか」と痛快です。粉塵が煙のようにただよって卓球台も火山灰をかぶったみたいです。画面中央のきれいな穴が開きました。時間はそれほどかかりませんが、『新たな展開』を感じます。 

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6月9日 (火)  飛越の国境で

先日、富山に行ってきました。往きは電車とバスを乗り継いで、帰りは修理上がりのジムニーで。以前から気になっていた『山之村』を訪ねました。むかし読んだ小説『天の夕顔』の主人公が行者のようにふた冬を過ごした舞台です。蓼科も若葉の季節ですが豪雪地帯の緑はひと味ちがう気がします。道ばたでワラビを採りながらふと見ると視界に飛び込んできた残雪の、「ああ、あれが薬師岳か!」。

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