北陸からの植物研究の皆さんは朝早く横谷峡めざして出発、思いがけない時間ができました。空は真っ青だから「2時まで休憩だ」と八子ヶ峯(やしがみね)に向かいました。車はロイヤルヒルスキー場に停めてススキが波打つ第三ゲレンデを登ります。なだらかな尾根を歩いてしらかば2in1スキー場の上の岩場周辺で1時間余りのんびりしてきました。いつも微風が吹き渡り、私はひそかに『風の稜線』とよんでいます。特別な装備なしで幼い子でも歩けます。往時に比べると山野草もハイカーも激減していますが、夏には特にうれしい風に変わりはありません。
このおチビさんたちのパワーにびっくりしました。一昨日は廊下を走り回って叫んで泣いて11時までにぎやかに。昨夜は夕方から「涼しすぎるかな」と心配した焼肉と花火で南の庭は10時過ぎまで歓声が絶えませんでした。貸切だし、となりは遠いし遠慮はご無用です。よく食べる良い子たち。名古屋のKikiさんのお仕事仲間ご家族は台湾から。お父さん方から「まあ一本どうぞ」のタバコが言葉の壁を取り去ってくれました。「仲間でこんなに思い切りたのしんだのは初めてです。」のお言葉が最高にうれしいお見送りでした。
この春めでたく満10才になりました。庭の北隅の自宅から朝ごはんがセットされた南の庭への移動が毎朝の日課です。私の歩幅で130歩ほどですから、短足のぶーこには5〜600歩になるでしょう。近頃けっこう時間がかかります。夕方までは庭で過ごして晩ごはんは自宅に帰って。雪のない季節はのびのびと過ごせて幸せです。ましてや花のこの季節。
毎年(今年も)スキーに来てくださっている仲良し姉妹お3家族、お母さん方が幼いころの『いとこ会』が一世代下りました。「久しぶりに夏のウォールデンをたのしみたい」と焼肉の後はお約束の花火です。今回は子どもたちともいっぱいお話ができて良かった。特に郷土芸能部のいさみ君はやと君の横笛『銚子大漁節』は地元ならではの正調で心が揺さぶられました。「もっと練習して冬は競演だー」。