となり町の富士見へ行く途中で見かける『アルパカ牧場』ののぼり旗が以前から気になっていました。今日の午後、用事のついでに案内板をたどって初めてアルパカに会ってきました。手前の松林に1頭2頭、向こうの草原に5頭6頭、木の柵の中で全部で10頭余り「暑いのは苦手で・・・」と言いたそうにのんびりした様子です。暑さ対策か経済効果か毛を刈り取られている者もいますが、我が家のぶーこに比べると美形ぞろいです。「近くにこんな良い所があったのか」と思いました。
基本的に入場料は無料、アルパカにも経営する人にも和まされた気分です。
白樺湖の友達から頼まれて小金井の高校生たちと車山ハイキングをしました。集合場所の白樺湖に早めに着いたので数年前に出来た遊歩道を歩いてみました。白樺の巨木が立ち並び、草原には自然の花が湖面からの風に揺れて、湖水の向こうに霧ヶ峰。
キスゲ見物でにぎわう西の肩から登ります。かすかに吹き上げるくる風が気持ちいい。彼方に見下ろす八島湿原が「ハートの形に見える」と評判らしいですが、『ハート形』は最近のはやり?山頂の東側は急な岩場になっていて高山の雰囲気が漂います。下りは広いスキー場のふちを延々と。鹿よけの電気柵に囲われたニッコウキスゲは満開で、山好きの先生や素直な生徒さんたちと話しながらの涼しい山歩きでした。
「まずは朝のおやつを・・」と6時過ぎ、ラビットフードをひとつかみ持っていったらロープと首(胴)輪が一直線に草の上、ぶーこの姿がありません。「ありゃりゃ!」と思いましたが時々あることです。近ごろはお利口さんだからさほど心配燃せずに探したら昨日草刈りをした前の道で刈り残しを食べていました。「じゃあ、ちょっと早いけど下の庭へ行こう。」と言うと「ぶう」と応えて付いてきて、おやつを食べている間にお縄につきました。冬毛が抜け残ってまだら模様が美しくないですが、気候も良くて草もいっぱいあってぶーこは毎日しあわせです。先週から新たに近所の別荘の白い美人犬がお友達になってくれて時々訪ねてきてくれます。
『台風8号最接近』とテレビは言うけれど「たぶん大したことはない」。
『被害を食い止めるためには空振りを恐れずに・・・』とも言いっていますが、こちらは40日以上に亘って毎日『雷注意報』が続きました。その間、遠雷が聞こえた日が、2日、ここで実際の雷雨は1回だけ。予報の難しさはあるのでしょうが、野球だったら10数打席連続三振ですね(40回振ってファウルが2本でヒットは1本)。こんなバッターは要らない。
朝からモルタルを練って茶室外壁の下塗りをしました。砂の粒子を揃えるために目の細かいフルイにかけて根気と腕ぢからの仕事です。草刈りなどほかの用事をはさんで夕方5時終了。あとで上塗りはしますけど、「モルタルの下塗りのままの方が『侘び寂び』の風情を感じられるのでは・・・」
露地には彩りはありません。が、その裏側には山あじさい。大好きな花です。
「今年は生ビールにしましょう」ということで10Lのタンクを2本用意しました。2人着き3人着き、着くなりまずは「うまい!」でそのまま飲み始まるのは例年通り(1枚目の主役は受付プレートの前のステンレスの装置です)。全員そろったところで焼肉小屋に移動、重たい装置も大切に運び「さあ、飲むぞ」と2,3杯注いだところで2本目のタンクも空になってしまいました。「最低4本(大ビン63本分)は必要でしたねえ」。10人で話しても20人でいてもいつもひとつの話題に全員が向き合う、だからみんなで一緒に笑うのがラフォースの特長です。
私は天気が気がかりでしたが土日だけ雨が降らなかったのは「何かあるんだな・・・」と感じます。まあ、雨など気にする人はいなそうですが。
6,7年ほど前に伊那で買った『シモツケ』。売れ残って枯れかけていた最後の2鉢がふたつで100円でした。花壇の隅に植えて去年まで「花は冴えないけれど鮮やかな黄緑の葉がきれい。」程度に思っていましたが、今年は株が倍くらいに育って見事な花をいっぱいに咲かせました。
『アジサイ』は10年以上前の父の日プレゼントでした。小さな鉢植えを食堂の前に移植したら、これが鹿の好物で新芽やつぼみを食べられて情けない有様でしたが、この春かんたんな鹿よけの囲いをしたら思いがけない成長ぶりです。日ごとに花の数が増しています。
近頃うれしいふたつの花と、そしていつもどおりの『チダケサシ』。深い緑の中の鋭利な白に気分が研ぎ澄まされます。