昼すぎに横谷峡に行ってみました。いつもは見回りや作業でワイワイとした感じで入ることが多いのですが、今日はひとりで落ち葉と雪を踏みながら。10日ほど前までの賑わいがウソのよう、谷からの嵐気が小雪を舞わせます。突然上の方で「ダダッ!」と走り出すシカ、「バキバキッ!」と枯れ枝が折れる。改修なった『王滝展望台』から尾根に出てしばらく行くと下のほうに黒い物が。「ぶーこ?」と思ったらカモシカでした。性格はおとなしいけど顔は怖いね。季節と天候のせいでしょうか、人の気配はまるで無くて風と落ち葉と滝の音。渓谷は野性につつまれていました。
ジングルベルの季節です(個人的には早すぎると思うけど)。今日はモミの木を伐りに麦草峠のすぐ下まで行きました。決してドロボウじゃありません。市の観光連盟や地主組合(財産区)の役員さん方も一緒です。冬季閉鎖のゲートを開けて、白い路面をダンプと軽トラ軍団で行きました。冬こそここは『メルヘン街道』だと思う。きれいです。サンタさんとトナカイの世界です。メルヘンとはかけ離れたいでたちで作業して、厳選された姿の良いモミが12月、茅野駅前と千葉駅前に飾られます。役目ではあるけれどモミの原生林の中を歩き回って、とても幸せな午後でした。さらにさらに作業のあとの宴会がメイン?
寒いですね。ウォールデンではきのう初雪が降りました。今日は朝から晴れてしぶとい紅葉がオレンジ色に輝いていましたが空気は冷たく、冬と秋が混じった一日でした。少し南に下って幹線道路からそれて未知の林道農道を訪ねると、あるわあるわ絶景が。山から里から川原から、名峰甲斐駒の眺めに感動の連続でした。よくありがちな写真、柿があるってことは里からの眺めですね。
山梨に縁ができて韮崎まで県道17号線(七里岩ライン)をしばしば利用します。信号少なく山の眺めがよく運転が楽しい。今日も空気が澄んで八ヶ岳が近く見えるので富士見の道ばたでスケッチブックを取り出して。
春夏秋冬、何度も歩いた稜線を、その時どきの想いを呼び起こしながら鉛筆でたどりました。右が主峰赤岳、正面が阿弥陀岳、次が横岳、左が硫黄岳。ふもとの紅葉が見事でした。
あまりの天気の良さに昼食のあとで山を眺めに行きました。今年の役目を果たした広い田んぼ地帯の奥に野火の白い煙が立ちのぼって錦繍の里と青い山をつないでいました。風景に溶け込む軽トラで、30分ほどのドライブで気分は満タン。思いがけなくトトロにも出会いました。
「孫のゆうとにたき火をさせてやってください。」と前もって連絡があったので、枯れ木を用意しておきました。土曜日(8日)、日が暮れるころ到着して「じゃ、お願いします」って、「えー!キャンプ名人が直伝で教えるんじゃあないの?」
時間が無いので焼イモこそできないものの、いつの間にやら大人たちも集まってしまうのは何故でしょうか・・・高校生だったマリちゃんも今は2児のお母さん。もっと前から来ているおじさん達は何も変わっていないように見えますが・・・
夜の庭がこんなにハッキリ撮れるのはカメラのせいですか、さすマジェさん。
今朝おきた時は雨が降っていました。数日ぶりに雲におおわれた空でしたが、外は紅葉でまぶしかった。赤や黄色に染まるカエデはどれも道ばたに芽を出していた幼木(せいぜい50センチくらい)を移植したものです。10年か15年くらいでこんなに大きくなって・・・。まい年この季節、あらためて庭の紅葉をながめては自然の生命力に酔いしれています。
今朝は暖かかったけど、季節は確実にすすんでいます。寒さにそなえて冬の装いに変わりつつあるぶーこです。夏は毛が短くなって五厘刈りみたい。全体に白茶けてすご味がありますが、近ごろは毛が長くなってきたので、黒いところはより黒く白いところは白さを増してオシャレな冬服になりつつあります。
東の庭に停めた軽トラにつながれて、好物のドクダミの根っこを掘っていたので顔は泥だらけ。色気は、ありません。
夜は家の中で寝ますが、日が暮れるまでは外であそびます。雨の日はつまらないから朝寝坊。晴れた日は早くから「外に行きたーい!」とアピールします。このごろ日暮れが早くてつまらないね。
カラマツが日陰を作った東の庭に、コスモスが透けるように咲き残って暗くなる前の一瞬、花はかがやきを増すように感じます。舞い降りたカエデの葉が一枚。そろそろぶーこは「おやすみ」の時刻です。
去年までは大丈夫だった野沢菜が今年は鹿に食べられてしまった。3日(月)はたのしみ半分で高遠まで行って仕入れてきた『お葉』を塩漬けして、今年最後の作業となりました。春から仲間入りした浜松の『いっぽ』の皆さんには初めてのもちつきです。4キロをひとウスで、うまくつき上がりました。このあと、おおぜいで千切ってきな粉やあんこや大根おろしをからめてみんなで食べる。つきたての味は格別です。