スキーは、2枚のスキー板の上に立ったままで坂の上から下に移動する遊びです。滑るのも曲がるのも止まるのも板です。自分の思いを板に伝えるために初心者も上級者も苦労します。
大事なのは『前後のバランス』。一貫したカカト加重(腰引け)ではスキーの前半分が機能しません。地球の引力に引かれて進んでゆく板の上でほんの僅かでも余裕を残して立って、板の前の部分にも少し体重をかけることができれば上達します。楽に速く滑れて脳が快感に満たされます。一部の『怖がり屋さん』にどう教えたら真っ直ぐ立ってもらえるか、がいつもの課題です。
そして、悪雪の急斜面に立てば同じ課題が自分を取り囲みます。スキーは単純で平等です。
スキー学校たけなわ、レッスンの合間に板を脱いで山頂での休憩タイムです。みんな可愛いよ。
昼過ぎまで時間があったので数年ぶりで『R299スノーハイキング』に出かけました。
ウォールデン発10時。千駄刈(メルヘン広場)10時20〜30分。日向木場(ひなたこば)11時20分〜12時。千駄刈12時10分。行きは50分、帰りは10分。スキーは速い!
今日の道具立て(アイテム)は
スノーシュー(5年前に購入、今日初めて使った) アルペンのスキー板(スキー学校用に使っていたカービング153センチ)、 今や長め120センチの古いストック、 初心者用の軽いスキーブーツ(歩きやすい)、です。
服装はシャツ2枚の上に薄いジャケットだけで歩行時も休憩時も暑くもなく寒くもなく。
ザックはスキー搭載用で中身は空っぽでしたが水とお菓子くらい入れていけばよかった・・・。2時間余りで出会った生物は鹿6頭だけ。
お正月に同じコースを行ってきた横浜の加藤さん(京子のコーラスグループの団長さん)に刺激されたわけです。あー満足。
夏でも冬でも南の庭で遊んでもらえると特別のうれしさを感じます。子供たちの歓声は離れて聞いていてもとてもいいものだと思う。スキーに行く前も帰った夕方もみんなソリ遊び夢中です。「ほらー、スキーに行かないの!」と叫ぶ『千晶ちゃん』も今は2児のお母さん。「ここでいいー!」。千葉は下総から仲良し仲間と。今は横浜に住む人気者のバイト(20年位前の数年)『雄二さん』(に「会いたい」というお客さん多数)もすっかり落ち着いて2児のお父さんです。
昨夜は子供たちとアンパンマンやらを歌い始めて夜が更けての演歌までギター伴奏で一つの輪になりました。勇くん隼人くん龍之介くんゆうなちゃんまた楽しみに待ってるよ!、
2014年突入の一瞬です。飲み疲れて寝ていた人も元気を振り絞っての笑顔。30年間とぎれることなく続く年送りと年迎えは、考えてみればとても幸せなことだと思う。心も体も健康な証拠ですから。そして年を重ねるごとにたのしみな子供たちの成長。ここで一緒にお話ししていればみんなが家族みたいなものです。お互いの、そして世界中の笑顔が去年より少しでも多くなりますように。画像提供は小松川の亜貴ちゃんでした。