お天気に恵まれた週末。この冬すでに3回目の渋谷さんたちは今週も土曜日はブランシュで日曜日は2in1で滑りました。どのコースも難なく滑れてしまうのですが、敢えてエッジにしっかりと圧をかける基本を見直して。技術の向上が実感できたら私も仕合せです。いつしか大半はシニア券を購入するようになりましたが昼も夜も忙しい。夕食後はジョンデンバーになったり加山雄三になったり吉幾三になったりします。楽譜も帽子も持参で、スキーよりも歌の方が力が入ってる・・・?
先日からネックウォーマーを着用しています。それまで使ったことがなかったけど値段の割りに有効です。遅いペアリフトに1人、亀みたいに首を縮めて目を閉じていい気持。「そろそろ終点かな」と目を開けると第2リフトからこちらに向かってくる赤い集団。ぼーっとしていたので一瞬「なんだあれは!」。黒澤監督の戦国映画かと思ってしまった。画面中央。整列してジリジリと近づいてくるプルークボーゲンは威圧感があって美しくて、よく見ると可愛らしい。ロイヤルヒルスキー場の上部ゲレンデです。
南白樺湖の駐車場から今朝の眺めです。画面の右側には『すずらんの湯』(温泉)があります。対岸の低いところが大門峠。氷結した湖面は新雪におおわれて静かに美しい。汚れた心が洗われるようで朝から清々しい気持になります。でも静かすぎる。ワカサギ釣りのカラフルなテントもこのごろは目にしてないし、年間を通して観光客の減少が止まりません。昨年秋から「湖を作って旅館を建てるためにダムが必要だ」という話を何度か聞いたけど、その度に「どうなんでしょうね・・」と思います。
スキーシーズンも佳境に入ってまいりました。先週は日曜日の午後から金曜日までスキー学校。気温は真冬から春になり木曜日(21日)は雨と霧でびしょ濡れでした。その後冷えてゲレンデは硬いまま、土曜日(昨日)は磐田の中村さんと2in1。技術を伝えることはけっこう頭も使って緊張感がありますが、フリーで滑るのはひたすら自分の滑りに集中できて開放されます。どちらも同じくらい楽しい。そして今日も午前中は中村さんと滑り、午後はスキー学校でした。
昨日の八子ヶ峯の稜線から。空気は冷えて冴えて、ひときわ神々しい蓼科山と北八ッの峰々(北横、縞枯、茶臼)です。
不思議だなあ。用もあって2日間家にいましたが、外を見るととても寒そうでストーブは点けっ放しでした。さらに昨夜から寒波襲来とかでこちらは「低温注意報」が発令される中、今日はスキー学校があるのでロイヤルヒルで滑りました。標高差で400メートルも高い山の上なのに、まるで寒さを感じませんでした。守ろうとすれば募るストレスも何かに夢中でいれば一切気にならないものなのですね。山梨の名刹、恵林寺の『心頭を滅却すれば火も自ずから涼し』が思い浮かびます(質はかなり違いますけど)。今日は自分の滑りではなくて『技術を伝える』修行。
カメラが見つかって今日のすずらん峠です。
リフトの下の新雪で探し物をしている人がいた。落し物はキーだと言うから見つけるのは大変そうです。「自分も気をつけなくちゃ」と思いましたが、実は私のデジカメも4日以降どこかに隠れてしまっています。たぶん家の中にあると思うのですが、楽しい3連休は記録に残せませんでした。
9日10日は静岡のSさん達と愉快にすべり、11日は終日ブランシュで横浜のSさんご夫婦と念願の1級取得を果たした奥さんのお祝い滑走。Sさんから「股関節を使って」なんてテーマをいただいて、ますますスキーが面白くなりそう・・。画像は6年前のおふたりです。
エコーバレーに行きました。道もゲレンデも10時半のリフト券売り場も空いていました。窓口はふたつ開いていて片側に4人、もう一方に1人。1人の方に並んだら後ろから「ちょっとちょっと!割り込みすんなよ」ととなりの3人組の中の1人に怒られた。「割込みとかの状況じゃないだろう・・」と思ったけれど、「あ、並んでたの、それならこっちにいればいいのに」と下がりながらひと言余計なことを言ったら、すごい剣幕になってしまった。「初心者なんで、すいません。」とあやまったら許してくれた緑色のチェックのスキーヤー。草食がどうしたとか言われている中、なかなか覇気のあるお兄さんなので「見かけたら友達になろう」とリフトの上から探したけれど帰るまで見つからなかったのが今日の心残りです。今年初めての晴れ、雪質も上々でした。
画像は大晦日の庭です。夕食後の食堂から外を見たら降りだした雪が外灯に照らされてきれいでした。
心あらたに新年の幕開け。今年もどうぞよろしくお願いいたします。年末は吹雪で元日2日は時おり日は照るものの寒い正月でした。
例年、談話室の画像でしたが今年は外の写真です。皆さんの見知ったお顔ばかりでしょう。かずくんしょうちゃんはるくんももちゃんさくちゃん、0才からの成長レースが続いています。周りの大人たちが元気にしていれば、見ている子どもは強く優しくかしこく育つんだなあ。「良い父、良い母」よりも子どもたちが憧れる「楽しそうなおとな」でいたいと思います。